チャーハンとピラフ、どちらも一品で満足できる万能料理ですよね。そのふたつがなんとなく違うのはわかるけれど、明確な違いを聞かれると答えられない...という方も多いのではないでしょうか。今回は、チャーハンとピラフの違いについてわかりやすくご説明します。加えて、おすすめのレシピもピックアップしましたので、ぜひ試してみてくださいね!
「チャーハンとピラフの違いって?」意外と知らない豆知識と絶品レシピ4選

- 目次
- チャーハンとピラフの違いは?
- まずはチャーハンのレシピをご紹介!
- 基本のチャーハン
- 簡単 ニラ玉チャーハン
- 続いてピラフのレシピをご紹介!
- お鍋ひとつで チキンピラフ
- 炊飯器で作る エビピラフ
- 明日はチャーハンとピラフどっちを作る?
チャーハンとピラフの違いは?
このふたつの違いは「米の扱い方」にあります。
- チャーハン・・・炊いた米を炒める
- ピラフ・・・生米を炒めてから炊く
つまり、「米をいつ炊くか」が異なるということですね!初めて知った方も多いのではないでしょうか。これがチャーハンとピラフの大きな違いなんです。
まずはチャーハンのレシピをご紹介!
さて、ふたつの違いがわかったところで、早速レシピをチェックしてみましょう!まずはチャーハンのレシピをご紹介します。簡単に作れるレシピなので、ぜひ覚えてみてくださいね!
基本のチャーハン
基本のチャーハンのレシピをご紹介します。ごま油がふわっと香り、思わずお箸が止まらなくなる一皿です。具材は長ねぎと卵のみで、思い立ったときにすぐに作ることができます。シンプルだからこその味わいをぜひお試しくださいね。野菜をもっととりたいという方は、にんじんやピーマンを加えてもおいしくお召し上がりいただけますよ。
材料(1人前)
- ごはん・・・200g
- 長ねぎ・・・5cm
- 溶き卵 (Mサイズ)・・・1個分
- (A)しょうゆ・・・小さじ1
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
- (A)塩こしょう・・・ふたつまみ
- ごま油・・・大さじ1
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
1.長ねぎはみじん切りにします。
2.中火で熱したフライパンにごま油をひき、1を入れて炒め、しんなりしてきたら溶き卵を回し入れ、炒めます。
3.卵に火が通ったらごはんを入れて強火で炒め、ごはんがなじんだら(A)を入れてさっと炒め、全体に味がなじんだら火から下ろします。
4.お皿に盛り付け、小ねぎをかけて完成です。
簡単 ニラ玉チャーハン
人気の中華料理、ニラ玉の具材をチャーハンにしました。ニラのよい香りと鮮やかな緑色に食欲が刺激される一品です。溶き卵にマヨネーズを混ぜてから炒めることで、ふんわりと仕上げることができますよ。いつもとは少し違うチャーハンが食べたくなったときにぜひ作ってみてくださいね!
材料(1人前)
- ごはん・・・200g
- ニラ・・・20g
- 溶き卵・・・1個
- マヨネーズ・・・小さじ1/2
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- (A)酒・・・小さじ1/2
- (A)しょうゆ・・・小さじ1/2
- (A)オイスターソース・・・小さじ1
- (A)塩こしょう・・・少々
- ごま油・・・大さじ1
作り方
1.ニラは1cm幅に切ります。
2.溶き卵にマヨネーズを合わせます。
3.中火で熱したフライパンにごま油をひき、1を1分ほど炒め、2を流し入れ卵が半熟状になったらごはんを加えて炒めます。
4.全体がよく混ざったら、(A)を加えて強火にし、焦げ付かないように2分ほど炒めたら火から下ろし、器に盛り付け完成です。
※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方はしっかりと加熱し、卵の生食を避けてください。
続いてピラフのレシピをご紹介!
続いて、ピラフのレシピをご紹介します。具材の旨味がお米に染みて、チャーハンとはまた違ったおいしさを楽しめますよ。
お鍋ひとつで チキンピラフ
定番のチキンピラフをご紹介します。ジューシーな鶏もも肉がバターの香るごはんによく合いますよ。米を鍋で炊くので一見難しそうに感じるかもしれませんが、意外と簡単にお作りいただけます。また、鍋だけで作ることができるので、洗い物を減らすことができるレシピです。普段の食事はもちろんパーティーにもおすすめです。ぜひお試しくださいね!
材料(2人前)
- 米・・・1合
- 鶏もも肉・・・100g
- 玉ねぎ・・・50g
- にんじん・・・50g
- 水・・・200ml
- (A)白ワイン・・・大さじ1
- (A)コンソメ顆粒・・・小さじ1
- (A)塩こしょう・・・小さじ1/4
- 有塩バター・・・10g
- パセリ (生)・・・適量
作り方
準備.にんじんは皮を剥いておきます。パセリはみじん切りにしておきます。
1.玉ねぎ、にんじんは、粗みじん切りにします。
2.鶏もも肉は1cm角に切ります。
3.弱火で熱したフライパンに有塩バターを溶かし、1、2を入れ鶏もも肉の色が変わるまで炒めます。
4.米を加え、弱火で米が透き通るまで3分程炒め、水、(A)を入れて沸かします。
5.沸騰してきたら蓋をし、弱火で15分程鶏もも肉に火が通り、米がやわらかくなるまで炊いたら下ろします。
6.器に盛り付け、パセリを散らして完成です。
炊飯器で作る エビピラフ
炊飯器で作るピラフはいかがでしょうか。先程のレシピでは、鍋でごはんを炊いていましたが、こちらのレシピではごはんを炊く工程を炊飯器で済ませることができるので、気軽にお試しいただけますよ。プリプリとしたエビややさしい甘みのコーンにほっぺたがおちる一品です。具沢山なので一口ごとの味が変わって楽しいですよ。
材料(4人前)
- 米・・・2合
- エビ (生・むき)・・・200g
- 塩こしょう (下味用)・・・ふたつまみ
- 玉ねぎ・・・100g
- にんじん・・・50g
- ピーマン・・・2個
- コーンの水煮・・・50g
- マッシュルーム水煮 (スライス)・・・50g
- 水・・・370ml
- (A)白ワイン・・・大さじ2
- (A)コンソメ顆粒・・・小さじ2
- (A)塩こしょう・・・小さじ1/4
- 有塩バター・・・20g
- パセリ (生)・・・適量
作り方
準備.お米は洗って30分以上浸水させ、水気をよく切っておきます。 エビは背わたを取っておきます。 ピーマンは種とワタを取っておきます。 にんじんは皮をむいておきます。 コーンの水煮、マッシュルーム水煮は水気を切っておきます。 パセリはみじん切りにしておきます。
1.玉ねぎ、にんじん、ピーマンは粗みじん切りにします。
2.フライパンに有塩バターを入れて中火で熱し、エビを入れて炒めます。火が通ったら塩こしょうで味を調え、取り出します。
3.同じフライパンに1、コーンの水煮、マッシュルーム水煮を入れて中火で炒めます。
4.玉ねぎが透き通ってきたら米、(A)を入れて中火のまま炒めます。米が透き通ってきたら火から下ろして、粗熱を取ります。
5.炊飯器に4、水を入れて炊飯します。炊き上がったら2を入れ、蓋をして10分程蒸らします。
6.全体を軽く混ぜて器によそい、パセリを散らして完成です。
明日はチャーハンとピラフどっちを作る?
いかがでしたか。今回はチャーハンとピラフの違いと、それぞれのレシピをご紹介しました。違いを知ることで、より作るのも食べるのも楽しくなるのではないでしょうか。食卓の話題としてもぜひご活用くださいね!どちらも簡単にできる一品なので、ぜひ明日の献立に取り入れてみてください。