煮たり焼いたり、揚げたりとさまざまな味わい方で楽しめる「魚」。そんな魚が世界でいちばん多く獲れる国はどこか知っていますか?今回は、魚が多く獲れる国をランキング形式で発表します!正解発表の後は、旬の魚を使ったおすすめレシピをご紹介しますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。
「世界でいちばん“魚”が獲れる国ランキング」日本は4位にランクイン!ではダントツ1位はどこ?

ランキングの発表!
さっそくランキングの発表です!このランキングは、OECDの調査を参考に作成しました。年間の魚の水揚げ量を比べています。1位の国はどこか、予想してみてくださいね。
第5位・・・チリ 2,603,715 t
第4位・・・日本 3,164,413 t
第3位・・・アメリカ 4,161,177 t
第2位・・・ペルー 5,658,917 t
気になる第1位は...。
第1位・・・中国 11,790,678 t
1位は中国でした。そして、日本は4位にランクインしていますね。ほかにもペルーやアメリカ、チリといった海に面した国がランクインしていることがわかります。
漁業には主に、世界の海が舞台の「遠洋漁業」、2~3日かけて行う「沖合漁業」、日帰りでできる狭い範囲で行う「沿岸漁業」といった種類があります。一本釣りや底びき網など漁法もさまざまあり、魚の特徴に合わせて選択されているんですよ。
島国である日本では多くの魚が獲れるので、バラエティに富んだ魚メニューが楽しめるのがうれしいですよね。
旬の魚を使ったおすすめレシピをご紹介!
さて、ここからは、ランキングにちなんで旬の魚を使ったおすすめレシピをご紹介します。チーズと大葉を挟んだ絶品アジフライや、梅肉を塗ってさっぱりと食べられるキスの天ぷらなど、主菜にぴったりなものをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.チーズとろける アジフライ
一口食べればとろりとチーズが溶け出すアジフライのご紹介です。チーズのコクと大葉のさわやかな香りが、脂がのった旬のアジとよく合いますよ。サクサクとした衣の食感も楽しめて、ごはんにもぴったりな一品です。いつもと違ったアジフライが食べたいときにもおすすめなので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- アジ (開き)・・・2枚
- 塩 (下処理用)・・・ふたつまみ
- 塩こしょう・・・ふたつまみ
- スライスチーズ (とろけるタイプ)・・・2枚
- 大葉・・・2枚
衣
- 薄力粉・・・大さじ1
- 溶き卵 (Mサイズ)・・・1/2個分
- パン粉・・・40g
- 揚げ油・・・適量
- キャベツ (千切り)・・・100g
- トマト (くし切り)・・・1切れ
- レモン (くし切り)・・・2切れ
作り方
準備.大葉は軸を切り落としておきます。
1.アジは塩をふって5分程置き、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2.塩こしょうをふり、スライスチーズを挟んで折りたたみ、外側に大葉を巻きます。
3.薄力粉をまんべんなくまぶし、溶き卵、パン粉の順に衣をつけます。
4.鍋底から3cmの高さまで揚げ油を注ぎ、170℃に熱し、3を入れます。アジに火が通り、衣がカラッとするまで3分程揚げたら油を切ります。
5.キャベツ、トマトをのせたお皿に盛り付けて完成です。お好みでレモンを絞ってお召し上がりください。
2.梅香るキスの天ぷら
さっぱりと食べられる、梅が香るキスの天ぷらのご紹介です。ホロホロとほどけるような食感のキスに梅の酸味が相性抜群ですよ。一口食べると梅と大葉の香りが口いっぱいに広がり、箸が止まらなくなるおいしさです。おかずとしてはもちろん、お酒のおつまみとしてもよろこばれること間違いなしなので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- キス (開き)・・・4尾
- 大葉・・・4枚
- 梅肉・・・大さじ1
衣
- 天ぷら粉・・・60g
- 水・・・80ml
- 揚げ油・・・適量
作り方
準備.大葉は軸を切り落としておきます。
1.キスに梅肉を塗り、大葉をのせます。
2.ボウルに衣の材料を入れ混ぜ合わせ、1をくぐらせます。
3.鍋底から5cm程の高さまで揚げ油を注ぎ、180℃に熱し、2を入れます。キスに火が通り、カラッとするまで2分程揚げ、油切りをします。
4.器に盛り付け完成です。
3.鮎の南蛮漬け
夏の味覚、アユの旨味を存分に味わえる南蛮漬けのご紹介です。油で揚げたアユは、外はカリッと、中はふっくらとして、酸味の効いた南蛮酢とベストマッチ!シャキシャキとした野菜の食感も楽しめますよ。おかずとしてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりの一品です。ぜひ旬のアユを堪能してくださいね。
材料(2人前)
- アユ・・・4尾
- 塩 (下味用)・・・ふたつまみ
- 薄力粉 (まぶす用)・・・小さじ1
- 揚げ油・・・適量
- ピーマン・・・1個
- 玉ねぎ・・・1/4個
- にんじん・・・70g
南蛮酢
- 酢・・・大さじ3
- しょうゆ・・・大さじ3
- 料理酒・・・大さじ1
- みりん・・・大さじ1
- 砂糖・・・大さじ1
- 鷹の爪輪切り・・・小さじ1/2
作り方
準備.鮎は内臓を取り除き、流水で洗い、水分を拭き取っておきます。
1.ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り除き、横に細切りにします。玉ねぎは薄切りにします。にんじんは皮をむき、細切りにします。
2.鮎は塩で下味を付け、薄力粉をまぶします。
3.フライパンに底から3cm程の高さまで揚げ油を注ぎ、170℃に熱して2を入れ5分程揚げ、180℃に温度をあげて1分程中に火が通り、表面がカラッとするまで揚げ、油を切ります。
4.鍋に南蛮酢の材料を入れ中火にかけ、ひと煮立ちさせて火から下ろします。
5.耐熱皿に3、1の順に入れ、4を温かいうちに回しかけ、全体をなじませます。粗熱を取ってラップをし、冷蔵庫に入れて30分程漬けます。
6.味がなじんだらお皿に盛り付けて完成です。
夏が旬の魚をおいしく食べよう!
いかがでしたか?世界の魚の水揚げ量ランキングと、夏が旬の魚を使ったおすすめレシピをご紹介しました。旬の魚は旨味がぎゅっと詰まっていて、ごはんによく合うおかずが作れますよ。この夏はぜひご紹介した魚料理を献立に取り入れてみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。